兵庫県西部の税理士による団体。概要・沿革、事業の紹介。

理事長　西村靖彦   

　この度、去る令和6年6月14日に開催された第55回通常総会におきまして理事長に選任され、多月前理事長の後を引継ぎ、組合運営という重責を担うことになり、歴代の組合員及び役員の皆様の築き上げてこられた当組合の歴史の重さをひしひしと実感しております。　　　

　 この度の役員改選で、理事3名と監事1名が退任され、新たに4名の役員が就任し、理事18名・幹事3名　計21名の役員で組合運営にあたります。退任されました前役員の皆様には、長年にわたり組合活動にご尽力を賜り心より厚く御礼申し上げます。私は直前４期副理事長を、組合の役員としては約20年務めさせていただきましたが、まだまだ分からないことばかりですがよろしくお願いいたします。

　 当組合は昭和44年に、近畿地区では最初の税理士協同組合として設立され、今年で56年目を迎えます。当組合の目的は、定款第1条に「本組合は、組合員の相互扶助の精神に基づき、組合員のために必要な共同事業を行い、もって組合員の自主的な経済活動を促進し、かつ、その経済的地位の向上をはかることを目的とする。」とされています。この目的の達成のため、当組合の事業基盤であります全国税理士共栄会・近畿税理士企業共済会の事務受託事業につきましては、組合員代理店との関係を密にし、全税共提携の生保各社及び大同生命と今後より一層の業務推進をはかり安定した財源確保に取り組み、組合員にとって有意義な事業を実施し、組合員の経済的・社会的地位の向上を目指し、組合員、関与先企業、提携企業、そして税理士会の繁栄に貢献していきたいと考えております。

    当組合は、組合名のとおり兵庫県の西地区を区域としており、税理士会での兵庫県第3支部連合会の8支部（姫路・三木・西脇・社・龍野・相生・豊岡・和田山）と同じで、この各地区(支部)より当組合の役員も選出していただいております。

 また組合員数は、令和6年3月31日現在組合員349名・賛助会員15名で、税理士協同組合の規模としましては小さいですが、その分地域に密着した、組合員一人一人が身近に感じられる、小回りの利く、アットホ－ムな組合ではないかと思っています。　

この特徴をますます充実させ、そして利点として、今後の組合運営を担ってまいりますが、最近の超円安・少子化等の厳しい経済状況下におきましては、当組合の運営も厳しい状態になっていくことも予想されますが、新役員一同一丸となり「明るく・楽しく・元気に！」をモット－に、この職責を全うしていきたいと思いますので、組合員皆様方のより一層のご支援、ご協力を賜ります様よろしくお願いいたします。